🚢海外武者修行する”水球魂”

🇯🇵最近は日本にもようやく、水球に理解のある会社のもつ”社会人チーム”も増えて大学卒業後の選手たちの受け皿も出来つつはありますが、マイナースポーツの水球こそ海外のチームに所蔵して、さらに自分の水球プレイヤーとしての腕を磨くという風潮が主流となっていた気がします。イタリア、ドイツ、ハンガリーなどなど。

水球で世界を牽引しているのは、間違いなくヨーロッパで、その理由はプロリーグの存在にあるようです。その理由は20歳代中盤にピークを迎えるといわれている選手にとって、水球だけに集中できる時間が長くなることは、競技力の向上に大いに関係し、結果としてプロリーグを持つヨーロッパの国々が国際大会の上位を占めているようです。”FINA水球ワールドリーグ”(水球の国別対抗戦)の近年の結果でいえば、2018年優勝モンテネグロ、以下ハンガリー、スペインの順、2019年は優勝セルビア以下クロアチア、オーストラリアでした。

大型の水球・外国人プレーヤーとなると身長2m、体重100kgを越えてきます。そんな相手に対し、日本人プレイヤーがいかに身のこなしを高めたとしてもある程度の筋力がないと太刀打ちできません。海外のチームにまみれて磨かれるとは、こんな時にどう闘ったらいいのかを身をもって、プロ選手として常に実践の試合を体験できるということが宝物なのでしょう。筋力トレ−ニングだけに飽き足らず、柔道や合気道などの日本古来の武術を習得することにより対応していこうと目覚めるのも、やはり海外武者修行のを経験したからこそ思いつくというものなのでしょう‼️

⏳時代は水球もプレーの高速化が進み、ハイレベルな泳力を求められてきています。スイムトレーニングのあとは、水球動作の技術練習、水中での脚力&ボディコントロールの練習に移ります。相手を沈め合う”アニマル練習”や、負荷がかかった状態でのシュート練習もあります。こうした”海外武者修行”では日本人選手も、”当たり前のことを当たり前に取り組むことの大切さを知った”といいます。

🌻厳しく追い込まなければ行けない時は追い込み、休養が必要ならしっかりと休む。チームとプロ契約している以上トレーニングやコンデショニングに対する意識が極めて高い、という世界を経験してくるんですね。海外で揉まれ大和魂がすわった水球アスリートは、究極のカッコイイ、アスリートですよね👏行ってらっしゃい、そして、早よ御帰りやすぅ!

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