コミックスの世界では、現在も腐女子による”BLブーム”が続いているそうな。それは、美しいファンタジーだからかな?そう考えているときに、この本の題名がピンときたので🍍動物行動学について研究されている竹内久美子先生のこの本を、読んでみた。多くの”同性愛についての研究成果・発表”が紹介されている。さらに心がピュアな同性愛者だった竹内先生お気に入りのフレディ・マーキュリー(クイーン)についても、自分が知らなかった一面が述べられていた。彼はホントに、人間的に魅力的✨だったのだと思う。それは、男性同性愛者だから?それが、どう関わっているんだろ・・・
三島由紀夫氏の「仮面の告白」の中の描写にもあったが、男性同性愛者は、汗に多く含まれる”男のフェロモン”に脳の視床下部が興奮する。👈フェロモン自体は無臭だが、嗅いだ時に脳が反応するらしい。脳の視床下部とは、男でも女でも性的な覚醒中枢の役割をなしているところである。なので、男性同性愛者が、👨男でありながら👨オトコに性的に興奮することは、別に無理をしているわけでもなく、ごく自然に脳が反応しているだけなのである。ふ〜ん、そうなのか😇
男性同性愛者は、兄弟の中でも上に男兄弟が多い傾向にある。これは遺伝的な話である。また世界中の研究者により、男性同性愛者の母方の女性血縁者に子を授かりやすい人👩が多いために、男性同性愛者の血は受け継がれていく、なくなることはない。・・・ということらしい。子孫を残しにくいと思われていた同性愛者だけど、だからか、クラスに一人ぐらいの割合で、男性同性愛者またはバイセクシャルの傾向者がいても不思議ではないということなのかね。
🍀フレディにしても、三島氏にしても、フツーを乗り越えた豊かな表現者として魅力的なのは、そういう背景があるのかなと未だ一部だけど、この本を読んで謎が解けた気がした。BLにも”美しいファンタジー”だけにとどまらない、脳を揺さぶる何かが存在するんだな〜、奥深いものだな〜🍃と迷宮の入り口に立ったような感覚で、今は自分が感じるままにしていたいと思った👍