僕はまだ、初見でハッと息を呑んでしまう”タトゥー”。クラスのダンサーたちが見せる”ヘソ・ピアス”のほうが、もっと僕を落ち着かなくさせてくれるが、それというのもタトゥーは肌に傷を付け色素を流し込むという工程で”激痛に耐えた人”として、その産みの苦しみが、「痛っ」と自分には早く伝わってきてしまうからであるように思う😝皆さんは平気なのだろうか?
昨今のグローバル化により、保守的なアジア人の痛みについての垣根はとっくに、取り除かれていると言うのだろうか??多くの国ではないが、これが成人式の一部と関連しているという場合もよく聞かれる。タトゥーは痛みを我慢しないと入れることができないのであるから、「成人の印」✨としてこれを入れる習慣が多いというのもうなずける。
タイには「サクヤン」と呼ばれる独特な宗教的入れ墨文化が魔除けとして存在するし、自傷を戒めるキリスト教の戒律があるところはともかく、サモアやマオリなどのように階級や家族を表すものでもある。であるにもかかわらず、熱戦が続いたラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会では、出場チームによる日本文化を 尊重する行動(統括団体が来日する選手にジムやプールなどではタトゥーを隠すよう求めたという報道もあり)が注目されていた。
🍀僕はボディビル競技会参加のために、民間の日サロを利用することがあったが、その店の経営者の方が腕回りにアートタトゥーをしていて少し話をしたことがあった。その男性はタトゥーを若い時に描いた”落書き”と、言い訳のように話してくれていた。消すにも30万円が掛かり、ケロイド状になってしまうから、そのままにしているのだとか・・・。でも話していてわかったことは、”アート・タトゥー”はひとつの物語であり、その人自身を物語るものなのだということ‼️冒頭画像からのモデル男性がなんとも色っぽく、タトゥーが”生きること”を演出しているのがおわかりだろうか👍