三島由紀夫が書いた”YMCA”🏊

 👏三島文学の最大の特徴は、”卓越した日本語力”といわれています。その三島由紀夫氏、彼は本名である「平岡公威(きみたけ)」の名で会員となり、神田のYMCAのボディビルディングジムに通っていたのです!そんな三島氏、いやはやYMCAにあるスイミング・プールでの記述がありました。👉「・・・YMCAの慣習は衛生的考慮から来ており、男のプールは全くのフルチンで泳ぐのである😡」と。

私は初めそれが人から『神のみ前には何ものも隠す必要がない』というYMCAの精神だと聞いていたが、何もそんな深い理由があるのではなく、パンツに付着する微菌を恐れて、プールに入る前に入念に入浴し、それから全裸で水泳するようにすぎないのである。」(👈実際、現在でもYMCAのプールでは、伝統的に石鹸で全身をきれいに洗ってから水着を着るようです。これはお互いがみんなのために、清潔なプールを守ろうという意識をもっているからなのだそうです。HPの記述より🏊)

🚩🚩🚩「風呂に入ると同じことだと思いながら、初めてそのプールに行った5、6分は何とも恰好つかぬものであった。しかし5、6分経つと慣れてきて、人間の全裸というものが別に不思議ではないように思われた。🐙男性の突出物は、実に滑稽な存在であるが、それをこうまで滑稽にしたのは、あまりに隠蔽(インペイ)する習慣がつき過ぎたためであろう。・・・女性は男に見せるために(職業で)往々舞台の上ですら全裸になるが、男ときたらYMCAのように女に見られないとなると、安心して全裸になるという迷信的社会習慣があり実に不合理だが、まだ当分続くことであろう」と‼️

🏊そんなYMCAのプールで、「・・・着物という慣習を全部脱ぎ捨てた世界として、実に気楽にのびのびできた」と、回想しています。三島氏のように”全裸でプール!”って、いつかやってみたいですね👍

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