”プロレスラーを題材に持ってきた”この手の文庫本としては極めて珍しいものを見つけてきたと、勇んで読んでみた。俺が主人公としてイメージしたプロレスラーは、新日本プロレスの「飯伏幸太選手」かなと。『🔰尽きない体力! マッチョな肉体! 猛獣系彼氏、純愛一途に暴走!!!逞しすぎる身体で最奥まで貫かれて……!「優しくする」って言ってたのに!バカ、嘘つき、巨根──でも好き。』・・・ふ〜ん?!蒼い日の恋愛が思い出されて、俺ムズガユクなってきた😊以下は、本文より☝️
・・・育ち過ぎた檜のように、真っ直ぐな人のような氣がする。〜それから30分後「ギャアーーー」と絶叫する私がいた。怖い!リングサイド、前から2列目。場外乱闘の頻度が高過ぎて、落ち着いて座っていられない。油断をしているとロープをすり抜けたレスラーが弾丸のごとく飛んできて、間近で筋肉質な肉体をぶつかりあわせるのだ。緊張の連続かと思うとマイクパフォーマンスで笑いをとるレスラーなんかもいて楽しい時間も用意されている。気がつけば勝手に想像していた、格闘技でもスポーツでもないプロレスの”暴力的な見世物”という短絡的なイメージは、覆されていた。(👈これってホント、プロレスを初めて見た自分の感想とイッショ😊)
・・・ほどほどっていうのが無い人だなって思う。一か百か、弱か強か。👄キス・アンド・ヘッドロック的な(笑)「〜本日は12月24日クリスマス・イヴである。たぶん🇯🇵日本が一番エッチになる日。ああ〜みんな何でそんな澄まし顔して、さくっとエッチなことができちゃうんだろう。🌙寒い夜なのにカラダはそれを感じない。熱い夜は冬にもあるのだと、私はこの歳になって知った。」
💪「その思いやりは返品する。俺も男だから✨」迷いがなく強引で、男女の㊙️秘密のすべてを知っているのだと、キスで知らせてくる。勝負パンツ、全然勝負になっていなかった。弱すぎ、完敗だ。「普通じゃないよ、特別。のどか👩は、全部特別」抵抗はしてみたけれど、私を組み敷いているのはプロレスラーである。彼が逃がさないつもりなら、逃げられる可能性はゼロだった。夏の夜みたいにキレイな瞳、強さと弱さが同居する瞳。不思議な人だ。昨日ベッドであんなに自信に溢れていた人とは別人のよう・・・🍃
↗️”プロレスはファンタジーだ”という人がいたけれど、この恋物語はそのなかのまたファンタジーを綴ったものであり、”劇中劇”のような様相だ。こういう本に出会えたのもプロレス好きが高じての巡り合わせであって、何だか誰かに感謝したい👍