”💪筋肉を大きくして、パンプアップさせたい。でもカットも欲しい”コンテスト・ビルダー現役時代から私の大いなる目標でした。でも、「・・・ボディビルの大会ではステージに上がる前にパンプアップに取り組む選手が少なくありません。これは誰もが行う当然のテクニックと思うかもしれませんが実は、あえてこれを避ける選手もいます。なぜなら、パンプアップするとカットが鈍るというマイナスの効果があるからです。」😳と東京大学教授の石井直方先生の著述にありました。
私の普段の筋トレでも、翌日朝には筋肉に乳酸がたくさん蓄積されてカラダが大ぼったくボヤけている感じがしていました。その状態は「パンプアップすると体はそれ(乳酸)を薄めるために水分を集めている。」〜これこそが”トレーニングした翌日にはカラダが、むくんだ”という私の悩みの原因だったのです。でもそれって、”乳酸がたまって筋肉がパンプアップするような筋肉内の環境の変化が、筋肉を肥大させる”のだから、まさしくトレーニングの成果だと一方で喜ばなきゃいけなかったんですね。その時に”筋肉にカットを出す”のも、同時に求めちゃダメだってコトだったのかな。
📖ボディビルコンテストへ向けての最後の調整で、良く水抜きが行われているのは知っていました。筋肉の上の皮膚+脂肪の部分から余分な水分をのぞいて、筋肉を極限まで見せようとするものです。自分は、これも苦手でした😰知っていたけど、当時やってみて上手くいかなかったのです。
🚩🚩🚩この水抜きの方法に関する技術とは、大会前に多量の水を飲み、直前に控えることで体内の水を排泄することです。これはボディビルダーが水抜きとして行うポピュラーなテクニックです。ここでアルドステロンというホルモンが、身体の水分保留を制御しており、このレベルが高くなると塩分と水分を体内に保留しようとします。多量の水を飲むことで、アルドステロンレベルを低くすることができ、その後水分カットをしてもアルドステロンレベルが上がるまでに24~48時間程度かかることから、直前に水分をカットすると大会で素晴らしいコンディションを得ることができる、というものです。
🍀日本チャンピオンの鈴木雅選手曰く、「『見せかけの筋肉』とは言われなくなったのですが、「競技では使えるの?」とは言われます。これははっきり言います。ボディビルダーの筋肉は見せかけのものではありませんが、所詮は使えない筋肉です。ボディビルダーの筋肉は「ボディビル」という競技で使える筋肉なんです。サッカー選手の筋肉が野球で使えるかといえば、そうではありません。だから、鍛えた筋肉をその競技で使えるように、練習をしていかないといけません。実際、大胸筋を競技スポーツで使うことはあまりありません。」・・・そうですよね。”大会用に自分のカラダを仕上げていく”ってそういうことなんですね。自分、反省して次に生かしていこうと思います🙇