「👊『見たくなかったら来るな!』っていうくらいのパワーをこっちが持っていないとファンはついてこないよ。ファンに媚びるくらいなら💢怒りを力に変えて、こっちに振り向かせてやるというかね」☝️激動のプロレス界を創出&生き抜いてきたアントニオ猪木氏だからそう言えます。
✒️その猪木氏の”怒り”とは、ほんの一部とは聞いてみると、「・・・昔から相撲や野球で八百長問題が起こるたびに、必ずプロレスが引き合いに出される。オレが(モハメド・)アリと試合をしたときなんか、NHKニュースでI村っていうアナウンサーが『NHKで取り上げるまでもない茶番劇』って言ってやがってね💢そう言う差別や偏見があったからこそ『てめえらっ、首根っこ掴んででも見させてやるぞ!』💪っていう。」〜内面から出る怒りを、猪木氏はリングにぶつけていたんですねえ。😳
✋猪木氏の師匠の力道山(伝説のプロレスラー)は、1万人規模の観客を手のひらに乗せて、自由に操るような試合をしていたといいます。それこそ技といったら空手チョップなど数えるくらいにしか出さずにそれができたのは、拳を握るだけでお客さんを熱くさせるカリスマ性であったり、朝鮮民族で差別された辛い体験があったことを”怒りに集約”していたからこそできたのではないか、と猪木氏は言っています。それを猪木氏は受け継いだわけではなく、”怒りの観客への伝え方”を自然に学んでいったと言いました。
🍀いくら若手が先輩レスラーの真似をしようとしたって、”カラダから出る気持ちだったり表情っていうものは、一番真似できないこと”だと思います。そこには”劣等意識や差別・偏見に対する怒り”が込められていたんですね。だからかな、プロレス団体内でもグループ抗争をあおったり、先輩・後輩意識やライバル視をけしかけたり裏切りがあったり、というのも怒りをエネルギーに代えるためなのかなとも思えてきました。こんな”怒りのポテンシャル”って、案外人を好きになることと同じエネルギー・レヴェルで、だからなのか闘う彼ら”プロレスラーの色気”にファンがついていってるのかなって、図式が見えてきたような気がしました👍