✋”水球の指導者”といふ仕事というのは、ベンチからサインを出したり選手の交代を決めたりするだけではない。ベンチの中で、ミーティングの中でのひと言ひと言で選手たちの信頼を勝ち取ってチームを作っていく。✨指導者とは「説教の名人」でなければならない、というのは「🔱優勝請負人」と云われる名指導者の持論の一つである。選手たちの気づかない一歩先をみて、的確なひと言を与えていくのが自分の仕事なのだと。
「説教の名人」である前に自覚しておくこととは、どんな人間でも長所と短所はそれぞれ持っているということである。どんな選手であっても長所だけ、短所だけという選手はいない。ただ謙虚さを忘れていると、自分の長所ばかりを強調するようになってしまう。それではダメだ。ただ逆に欠点ばかりを意識しても成長にはつながらない。🍀要は、伸びていく選手なら、どちらも見るバランスが大切ということである。
人間の目というものは厄介なもので、どうしても他人の欠点ばかりが見えてしまう。初心者や高校生に対してだと余計にそうだ😝ある若い水球選手が練習しているのを見ていても、良いところはなかなか👀目につかない。逆に「ここを直さなければ」「これを変えれば良くなる」😇という欠点ばかりが気になってしょうがないという境地におちいる。いくら良いところがあっても、欠点を直さないと往々にして長所を邪魔してしまうということを、指導者なら上手く伝えなければならない。
そのためには、日頃からまず”自分の欠点は直さなければいけない”という謙虚な意識を持ち続けるような雰囲気を、チームの一人一人に浸透させるように仕向けることが大事であるかも🎊「説教の名人」の言葉を素直に聞くようなチームづくりを👍