ヒトは酸素が無いと生きていくことができず、1日に20kgもの酸素を吸っているそうです。当然ながら
寝ているあいだもずっと吸っています。これが生まれた瞬間から息を引き取るまで続くのですから、生涯の酸素摂取量は想像を絶する量になりますね
ところが摂取した酸素の約3%は、「活性酸素」という副産物を生みます。活性酸素は外部から侵入した細菌などを殺すための重責を担っていますが、トレーニングや有酸素運動などで過剰に酸素を摂取することで、余剰活性酸素が生まれます。そうなったときに、活性酸素は本来の役割を越えて、正常な細胞も攻撃し始めます
そこで、活性酸素に攻撃されやすい物質を取り込むことによって、正常な細胞の身代わりにする、というのが”抗酸化”であり、その代表格が”ビタミンACE”というわけです!でも、抗酸化の問題点の一つは効果がわかりにくい、実感しにくいということでしょう
酸化が進みやすい細胞と比較的正常な状態を維持する細胞もあるというのも、わかりにくい理由かもしれません。そんな中でも赤・黄・橙赤色の天然色素である”カルテノイド”は、強い抗酸化作用を持つため、緑黄色野菜
を食べなさい、というのもきっとそのせいですよね!