一撃の”大外刈り”は美しかったサイコ戦🔮

👏柔道部だった私は、団体戦で我が校を西部地区決勝戦へ導いたことがあります。団体戦では先鋒・次峰・・・私は最後の最後の”大将”を任せられることが多くて、圧勝の時は良かったのですが接戦になると”大将勝負”になることもあって、精神的に辛んどかったことを、よく覚えています😝

🍀あれは忘れもしない自分のイメージどおり思い描いた試合運びに、相手がまんまとハマった試合でした。たしか3勝3敗で大将勝負にもつれこんだときのコトだったと思います。私、妙に落ち着いていたというか中学生にしては”老獪(ろうかい)であったような気がします👅そのときは対戦相手の緊張が手に取るようにわかったのです。組んでいるうちはいかにも自分が不利のように腰を引いて、ためらいがちに小技を掛けてはバランスを崩す仕草を見せていました。👊オトリに見せて、相手が勝負に出てくるところを渾身の力を込めて足を刈ったのです。これは毎回使えないなあという”大外刈り”を、頭に描いた通りにこの一瞬に込めたのでした。🍃

 全身が宙に浮いて一心同体で落ちた相手を”技あり”だと思って、押さえ込んだらそれが”一本”勝ちでした。相手のほうがカラダが大きいのは一目瞭然だったので、”サイコ戦の勝利”だったと思います。柔道場の畳が舞台の極上の柔道劇。

・・・それがプロレスリングならプロらしく、キャラクタ−が活躍する極上の作品、それが御客さんに見せる”試合”。各選手が理にかなった動きをして「見やすさ」と「わかりやすさ」で創り上げています。海外のプロレスではサイコロジーという言葉を使うそうですね。私の偶然の勝利劇よりも、もっと精度の高いサイコ戦をお客様に提供しているのですよね👍だからプロレスを、楽しんで見られるのだと思います‼️

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