ステロイド治療薬に💧生涯お別れを💺

 ✋僕は今まで生きてきた中で2度、ぜん息の治療のためにステロイドを服用してきました。必ずしもそれが良かったとは、今になっても思えません。一度目は高校1年生のとき、二度目は33〜34歳のときの大人になってからの喘息です。いずれもホルモンバランスが不安定になる典型的な”としごろ”だったようです。それらのハードルを僕は、上手くクリアできなかったのだと思います。伸び盛りの高校1年生の年代にステロイド投与を受けたのは、大ダメージだったと思います。思い出すたび、あの頃の情緒不安定は薬の影響もあったのだと。😱インターネットの情報豊富な今の時代だったら、その原因を知ることなどは比較的簡単なことです。😝

🍀僕たちの体内には、甲状腺から出ている甲状腺ホルモンや脳下垂体から出る成長ホルモンなど、多くのホルモンがあります。それらのホルモンが作用を現すには、受容体がなくてはなりません。そのため、カラダのある部分でだけホルモンが作用したりするのです。ところが、副腎皮質ホルモン・ステロイドの場合、その受容体がカラダ全身にあるのです。ぜん息などの治療のためには、日常的に副腎皮質から出ている量以上のステロイド薬を使うことになります。すると、治療薬としての働き以外に、元来ホルモンとして持っている多くの作用が全身の受容体で、増幅されて出てしまいます。💧

 これらが副作用として現れてしまうのです。食欲亢進、肥満、満月様顔貌(ムーンフェイス)など。重いものでは、消化性潰瘍、糖尿病など、そして感染症にかかりやすくなります。これはステロイド薬が、優れた免疫抑制剤でもあるために起こるのですね。こうして若い有望な我が細胞は、ガタガタです😰

 高校1年生の時に、他の選択肢は無かったものかと、とても残念に思います。たとえば、ぜん息を乗り越えられるような免疫力を高められる筋トレを実施するとか‼️その頃の僕は自分の意思を持たず、親と主治医の判断を鵜呑みにしてしまっていたのでしたね。巣の中でパラサイト(寄生虫)に蝕まれる若いツバメの姿が、思い浮かびます。伸び盛りの頃に美しい羽根を成長させることもできずに、結局ステロイドによって成長期を台無しにされてされてしまったのであろう、我が十代の日々を悔やんでいます😭

コメントを残す