アイルトン・セナの立派な”鼻”🏁

🚙 F1の世界選手権において、1988年・1990年・1991年と、計3度ワールドチャンピオンを獲得したブラジル人のレーシング・ドライバー、アイルトン・セナは、当時大人気であった!その勝負強さから多くのファンを獲得していたのはもちろんだが、そのルックスの良さに女性ファンからモテモテの一時代を築いていたのである。ボクはよく彼の鼻を見てしまっていた。鼻が高いことや鼻筋が通っていること、顔が立体的であることが筋肉質であることと相関性がありそうなのだ。

 そういう鼻筋の通った端正なマスクの持ち主は、よもや想像もつかないほどに大食いであったりすることが多かったりする。よく観察すると彼らはかなり筋肉質で、摂取したエネルギーが脂肪として蓄積されにくく、当然F1ドライバーとしての超人的な激務から消化エネルギーも莫大なものと思われる。

 立派な”鼻”の持ち主ばかりを絶賛して、このブログを終えようとは思わない。🍀たとえば有名な戯曲「シラノ・ド・ベルジュラク」では、みにくい鼻の持ち主であり誇り高い人のために書かれた最高の賛辞があり、美しい情感が満ちあふれたドラマが描かれている。📖主人公のシラノは素晴らしい詩人であり、並ぶもののいない剣豪であった。美しいロクサアヌ姫は、実は、シラノの才能を尊敬していた。誇り高い人間は、自分の痛いところを触れられるのを一番嫌がる。ロクサアヌ姫はただハンサムというだけで、詩も書けないような男と付き合うつもりは無い、そこからシラノの葛藤が続いていく悲喜劇である。

 ”立派な鼻”の持ち主は、筋肉質であり更に、右脳の発達者で魅力的な知性の持ち主であることが多いのであろうが、人間なにをもって幸せな人生とするのかは、わからないところである。・・・最後となったF1レースでは、一連のアクシデントの中でセナは心理的に不安定な状態となり、電話で恋人アドリアーナに「走りたくない」と話していたことが後に語られている。ただし、夜には落ち着きを取り戻し、「心配しなくていい、僕はとっても強いんだ」と語っていたという。そして、本番レース中のコースアウト、コース右脇のコンクリートウォールに激突から救急搬送され、34歳で帰らぬ人となった。太く短い人生を走りきった人なのかな。🙏今でも彼を慕う人は後を絶たない。

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