「・・・もっと自分に自信を持て!いい意味で、自己中心になれ」バレーボール日本代表☆西田有志選手は同部屋だった石川祐希選手からのアドバイスで新たな気づきを得たという
その分野で世界的にも飛び抜けてしまっている同僚選手からは、得るものも多いことでしょう
記憶に新しい昨年の、華やかなワールドカップのリーグ連戦の途中では、確かな経験の中で荒々しいメンタルの試練が私たちの想像以上に、ハツラツと活躍しているように見える選手にモンスターのように襲いかかっていることでしょう。次世代のエース、当時19歳の西田選手には、何ものにも代え難い体験をして大きくなっていくのだと。
・・・自分がミスをしても誰かのせいにするのは悪い自己中心だけど、自分の中で”絶対これはできる”と自信を持つことはイイ意味での自己中心。意識するのは相手ではなく自分。どんな時も動じず”無”に近い状態でやることが一番。言葉にすれば、そういうことだよね。これは団体競技でも、個人競技でも、アスリートには自分に対して常に突きつけられる課題でしょ。
この夏、東京オリンピックでこんな数々のドラマが見たかったな
西田選手は、かつてアイツに負けたくない、と反骨心
をあらわに前のめりで向かうことばかり、常にライバル心しか持っていなかったという。その選手が大舞台で磨かれ「悔しさや苦しさ、東京五輪が延期になったやるせなさ」などもポジティブ・シンキングに代えて、プラスにどう持っていくかって。
どんな競技分野のアスリートも、人間個人の成長物語を自分の目で見届けるというのは、心が揺さぶられるものですね。