2011年の東日本大震災直後に出版されたサッカー日本代表☆長谷部誠選手の著作本「心を整える」刊行から、すでにもう9年が経っているのですね。話題になっている最中に本屋ですぐ立ち読みした記憶がありますが、😳「こりゃあ立ち読みレベルのボリュームじゃないな」と思ったのが最初の印象でした。今読み返してみても、派手なJリーガーの輝かしいキャリアの武勇伝ではなく、「・・・1日の最後に必ず30分間、心を鎮める時間を作りたかったのだ。」のくだり、
「〜部屋に戻る。電気をつけたままにして、ベッドに横になる。音楽もテレビも消す。そして、目を開けたまま、天井を見つめるようにして、息を整えながら全身の力を抜いていく。壁の模様を見て、ひたすらボ〜ッとしていてもいいし、頭に浮かんできたことについて思考を巡らせてもいい。大事なのはザワザワとした心を少しずつ鎮静化していくことだった。練習と緊張でざらついた心をメンテナンスしてあげるのだ。」という、なんともストイックな一種”修行僧のような潔さ”を感じました。そこに自分自身の弱い人間らしさに向き合い、律する”ブレない色気”が‼️
📖この本が他ともっとも違うところは、読者の7割が👩女性(多くが30〜40歳代)であるということも”マインド・タフネス時代”の現代に通じてナットクです。通常スポーツ選手の本は、ビジネス書としてとらえられて、多くの読者は👨男性なのでしょうけど。
✋自分が共感したところは、「ドイツで新チームに移籍した際、環境に馴染むためにどんなに疲れていても『チームメイトに🍴食事に誘われたら、絶対に断らない』とマイルール✨を課す。英語と片言のドイツ語で輪に入り、ピッチから離れて一緒に時間を共有することでチームメイトたちの素顔を知ろうと努める。彼らはライバルであり、同じ目標に向かう仲間でもあるのだから😊」というところであり、また「整理整頓は人生の半分」「正解や考えは常に変わっていくもの」大切なのは「自分の弱さを受け止め、向き合っていく」ことなど”メンタル・アスリート★バイブル”のような必読オンパレードでしたよ(笑)👍