泣きたいときは、美輪明宏さんの”ワークソング💦の高貴さ”についていけ💰

🎤「レディー・ガガですっ」と出てきていきなり笑わせる美輪さんは、相変わらずのエンターティナーぶり😳彼のステージの第1部は自作曲中心で、なんの愛情も感じなくなった夫や生意気な子供など”見知らぬ下宿人”のため働き続ける主婦を歌う「昼メロ人生」。家のローンや教育費のため会社ごときに小突き回される”謎の修業僧”であるサラリーマンの哀歌「四十なんてヤだよ」。

 ☺️コミカルなものが多いが、主婦やサラリーマンを小馬鹿にしている、というわけではない。実は真逆、「大変ですねえ🙏自分で自分を笑っていないと、ヤッテランネー😎でしょ」と仰(あお)ぎみているようにみえる👀そしてこの方の持味、声の音量差が大きいんだ⚡️⚡️⚡️朗々と太く響く声から、耳元のささやき声までを等価に聴かせられる技量というか🍃声の揺らぎでも、半端なく心揺さぶられる。👏歌い手自身が高低差の激しい人生をくぐり抜けて来た証しだ。

🌸美輪さんは、長崎出身で被爆しながら生き延び、上京後も新宿駅で寝泊まりするほどの貧乏な生活を経験してきている。派手なブームさえあったが、芸能界で歌える場所が無くなる不遇時代さえあじわっている。しかし、ステージでの美輪さんのトークでは、どんな貧乏も不幸も涙😢も”微・苦笑”に変えさせる。

 🚩🚩🚩美輪さんこそ、自分自身を、ドラマの登場人物のように遠くから見ているのだと思った。貧しい土方を歌った「ヨイトマケの歌」を筆頭に、美輪さんの歌の多くは”ワークソング(work song)”なのであり、何よりも高貴な歌だ。俗世に生きるこの私の悩みなど、ほんのちっぽけなものに思えてきた。少し笑いが過ぎた彼のステージでは、”気高い人間とは、誇りを持って、自分の運命を受け入れ、愛する人間のことをいう🌹自分を憐れむのは、決して高貴なことじゃない”のだと、気づかせてくれていた👍

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