水球練習中は、怒鳴ったり叱ったりは少なくする。これは、約束破りや他人への迷惑などでは叱るが、水球面でのプレーでは怒らないと決めている。”褒めて伸ばす”という方針からでないと、今ドキの高校生はついてこないからだ。実は、この「褒める」というのがムズカシイ。もちろん、”パスが上手にできたから褒める、シュートが入ったから褒める、と何から何まで褒めるわけではない。その子が偶然できたことなのか、意図的にできたことなのかを、しっかりと見極めることで褒められた方も心から喜んでくれる。適当に褒めても、選手からの信頼を失うだけだからだ。
今日のお話は、実際に高校の水球部顧問の先生から聞いた話です。👂もし、自分が教える立場になったら😱、びっくりしてしまうのでアップしておきます😊
✋試合前や練習で「頑張れよ」なんて言葉ではない、「今、こうしよう」と声をかける。全体像となる大きな目標に対し、スモールステップを立て、よりイメージしやすい行動の目標を目の前に現れるようにする。そして、選手たちはその目標に対して行動するため、常に自分自身でモチベーションを上げていこうと自然に努力するようになる、ってわけだ。
「続けていればね」、ってウィンクしたあとで、1・2年生の時は全く目立っていなかった選手でも3年になると急に芽が出て、大学に入ると中心選手になって花開く選手も珍しくはない、って教えてくださった。”褒める”って難しいし、現場の先生の言葉って説得力ありますね。これから、そういう目で高校水球児をみてみます(笑)👍